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第21回ポスター
第21回 ポスター
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ご挨拶

の度、第21回腹部放射線研究会を平成19年6月1日(金)と2日(土)の2日間にわたり、宮崎市のワールドコンベンションセンター・サミットで開催させて頂くことになりました。今回は松井修教授が主宰される第1回Asian congress of abdominal imagingとの併催になります。発表形式は、口演、展示、クイズ形式とし、例年どおり各セッションその領域を専門としておられる病理の先生にコメンテータとして参加していただきます。また、ランチョンセミナーとサテライトセミナーも計画しております。今回は国際学会と併催ですので、外国からの参加者の便宜を図るためスライドはなるべく英語でお願いする、セッションを混在させるなど国際交流に配慮したプログラムづくりを考えたいと思っています。展示発表におきましても演者とのディスカッションを大切にして行きたいと考えております。

本研究会の特徴は、病理組織所見を有する症例報告が中心であることにあります。事実は小説よりも奇なりと申しますが、症例報告の醍醐味は、ときとして理論を超えたような事実に出会うことにあるのではないでしょうか。 CTやMRI装置の進歩により、解剖は系統解剖から画像解剖に重点が移りつつあり、また画像所見はますますマクロ病理写真に似てきました。さらにPET-CTにより形態に機能情報が付加されるようになり、生体のイメージとして病理組織所見に迫るにとどまらず、部分的にはこれを凌駕する画像診断を目指すことが現実味を帯びてきました。このような時代背景のなかで、一層詳細な画像所見を求めて画像所見と病理との対比による検討が必要になってきています。有意義で活発な討論を期待しております。

宮崎市は自然と歴史に恵まれた所ですが、5から6月は特に輝かしい季節です。学会場のあるシーガイアには年末に行われるダンロップフェニックストーナメントのゴルフコースやテニス場もあり、またその他のリゾート施設も数多くあります。また、恒例となりましたサッカー大会にも天然芝の会場を予定しております。学問の後にはこれらの施設で日頃のストレスを発散させ宮崎での時間を楽しんで頂くことを希望しております。

多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2006年10月4日

宮崎大学 医学部機能解析医学講座 放射線医学分野 教授

田村正三




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