この度、第20回腹部放射線学会を平成18年5月26日(金)と27日(土)の2日間にわたり、東京コンファレンスセンター・品川で開催させて頂くことになりました。今回も発表形式は、口演、展示、クイズ形式としますが、演題募集においてクイズ形式を予めお選び頂けるようにしました。今回も各セッションでは、その領域を専門とされておられる病理の先生にもコメンテータとしてご参加をお願いしています。一部の領域においては、病理の基調講演もお願いする予定です。昼にはランチョンセミナーと1日目の夕方にはサテライトセミナーを開催いたします。また、展示発表におきましても演者とのディスカッションの時間を十分に持ちたいと考えています。
本研究会は、すべて病理組織所見を有する症例のみを取り上げ、会の目的は、打田日出夫先生ならびに故板井悠二先生の理念とする“画像から病理・病態を診る。”にあります。最近では、CTやMRI装置の進歩は著しく、さらにPETをはじめとする機能診断も行われるようになり、これまで以上に病理組織所見に迫る画像診断が可能になってきました。このような時代背景のなかで、新たな画像所見も経験され、改めて画像所見と病理との対比による再検討が必要になってきています。有意義で活発な討論を期待しています。
品川は東京の新しい副都心として急速に発展している街で、鉄道および空からのアクセスも非常に良好です。お帰りの時間にも余裕があろうかと思います。また、恒例となりましたサッカー大会も予定しております。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
2005年11月24日
東海大学医学部 基盤診療学系画像診断学 今井 裕 |